心理的な悩みとかもできるだけ教えてほしい。
僕はアイスランドとドイツで海外ボランティアに参加したことがあってね。
今回はアイスランドの体験談を詳しくお伝え。
ドイツの海外ボランティア体験談は記事の最後に関連記事を載せておくよ。
今回の記事では、
- 参加した海外ボランティアプログラムの詳細【アイスランド】
- 当ブログ運営者のアイスランドでの海外ボランティア参加前の状態【性格・英語力など】
- 海外ボランティア出発前の体験談
- 海外ボランティア移動中の体験談【アイスランド】
- 海外ボランティアの活動場所に到着後の体験談【アイスランド】
- 海外ボランティア活動中の体験談【アイスランド】
- 海外ボランティア帰国直前の体験談【アイスランド】
- 海外ボランティアから帰国後の体験談【アイスランド】
- まとめ | これから海外ボランティアに参加する人へのメッセージ【2回目の海外ボランティア参加体験談の関連記事有り】
について書いています。
この記事を書いている僕
- 関西外国語短期大学時代。2008年の8月にアイスランドへ(CIEE国際ボランティアプロジェクト)
- 編入した関西外国語大学時代。2009年の8月にドイツで海外ボランティアに参加(CIEE国際ボランティアプロジェクト)
- 仕事内容はアイスランドとドイツの両方とも自然保護
- 大学卒業後はカナダと台湾にてワーホリ、世界20カ国の旅もして海外経験が多い
- ※CIEE国際ボランティアプロジェクトは2021年3月31日に閉鎖
▼海外ボランティアの記事まとめ▼
参加した海外ボランティアプログラムの詳細【アイスランド】
プログラムの詳細
- 日本で利用した団体:CIEE(現在はボランティアプロジェクトはない)
- 参加国アイスランドの団体:WF Iceland
- 期間:8月16日から8月30日
- 仕事内容:環境保護。街や海岸の清掃を行うほかハイキングエリアで植林や小道の建設を行う。
- 宿泊先:コミュニティーセンター
- 現地集合現地解散型のプログラム。
場所:Fjaroabyggo
現地で出会った仲間の国籍
- 合計 17人 男性 9人 女性 8人
- 日本 5人
- 韓国 1人
- フランス 4人
- フィンランド人 1人
- イギリス 1人
- スペイン 1人
- イタリア 2人
- ドイツ 1人
- スロヴェニア 1人
当ブログ運営者のアイスランドでの海外ボランティア参加前の状態【性格・英語力など】
- 英語の勉強を小学6年生頃から短期大学生になるまでしていたのに話せないから話せるようになりたい
- 海外は初めてだから行ってみたい
- 仲の良い友だちとグループで動いていることが多かった
- ゲームをたくさんしていた
- 家族関係は良くなくて親に支配されていて自分に自信がないので自信をつけたい
- 自分の考え方を持たず、意見を言えないので自分の考え方を持って意見を言えるようになりたい
- そんな人生を変えたいと思った
- 自分を変えたい気持ちが強かったから遠くのアイスランドを選んだ。
- 現地集合現地解散も自分で色々な問題に対処しないといけないから自分が変わると思って選んだ。
海外ボランティア出発前の体験談
出発前の心理状態
- 英語が話せるようになるのかな
- 友だちができるかな
- ちゃんと集合場所に到着できるかな
- 色んな不安で眠れなかった
- 色んな不安で英語の勉強に集中できなかった
よく挑戦したね。
出発前に用意したこと
コミュニケーションのきっかけの準備
日常英会話の勉強
日常英会話で使いそうなものを音読で練習。
出発前に起きた問題と対処方法
自分でやりたかった荷物を親が詰めて自分で詰めることができず大喧嘩した。
対処方法
話を聞いてくれず、喧嘩して怒鳴り合うのが嫌なので全部任せた
海外ボランティア移動中の体験談【アイスランド】
移動中の心理状態
ついてきてほしくなかった親がついてきてかなりの不機嫌
- 英語が話せるようになるのかな
- 現地で友だちができるかな
- ちゃんと集合場所に到着できるかな
飛行機に乗って日記を書き始めたら不安が少し軽減
移動中に起きた問題点と対処方法
日本の空港で罰金
空港でスーツケースの荷物が重すぎて罰金を支払わないといけなかった
対処方法
ついて来ていた荷物を詰めた親が支払った。
この罰金のおかげで次回以降は自分で荷物を詰めれるようになりました。
フランスの空港の両替所で順番抜かされる
フランスの空港で両替をしようと並んでいたのに何か言われて順番を抜かされました。
ちゃんと並んでいたんですけどね。
空港からホテルへ上手くたどり着けず
日本→フランスのホテルで1泊→アイスランドへの飛行機に乗るというフライトスケジュール。
フランスの空港からホテルに行くバスが出てましたがどこで降りていいか分からずに空港に戻ってきてしまいました・・・。
バスの運転手さんにどこで降りたいのかを聞かれて無事にホテルへ到着。
荷物の整理
フランスのホテルで罰金を支払った荷物の整理をしました。
めんつゆが4リットル入っていて、めんつゆ捨てたりしてフランスの観光できず・・・。
無事に荷物を減らせたので翌日のアイスランドへの飛行機では罰金はあなかったです。
海外ボランティアの活動場所に到着後の体験談【アイスランド】
活動場所に到着後の心理状態
- 無事に着くことが出来た!!嬉しい
- これがアイスランドの風かぁ。冷たいなぁ
- すごい日本と全然違う
- 大変な思いをして到着した分、感動しました。
到着後に起きた問題と対処方法
仲間に置いていかれる
集合場所で仲間と合流してさらに別の場所へ移動する時に起きた問題。
移動前にお手洗いに行くから待っといてと日本人の仲間に伝えたのですが・・・。
すぐお手洗いから出たはずが誰もいなくて置いていかれました・・・。
活動場所への移動中に腹痛
アイスランドの首都レイキャビクからボランティアの活動場所まで車で約8時間での移動。
初海外の不安からなのか車内で腹痛に苦しまされる。
6時間ほどもがき苦しみました。
海外ボランティア活動中の体験談【アイスランド】
仲間とのコミュニケーションについて
到着してそんなに日が経過していない時に「どうしてずっと勉強をしてきて英語を話せないの?」と言われて落ち込んで泣く。
3日後に(何とかして話しかける勇気を出したい)と思って現地の楽器ショップでギター購入。弾き語り。
弾き語り後は僕からも外国の仲間からも話しかけてくれるようになりました。
生活について
- グループを分けて掃除とかご飯の準備をする
- 食事は持ってきたご飯を作る
- ぼくはインスタントのいなりずしを仲間と作った
- 睡眠環境:マットに持参した寝袋で寝る。僕の部屋には男性も女性も8人ほど寝ていた
恋愛について
2週間の活動で1組カップルが出来ていました。
仕事について
- 草刈り
- 街のゴミ拾い
- 山道の作成
活動中に起きた問題と対処方法
英語が話せないので会話に限界
会話のきっかけのために持っていった
- 自分の昔の写真
- ニンテンドーDS(漢字のソフト太鼓の達人)
- 折り紙
会話のきっかけにはなりましたが英語力がないので会話は続かず・・・。
本当に悔しい経験でした。
プログラム終了前の勝手な行動と雰囲気の悪さ
英語ができず何が起こってるのか分からなかったので予想ですが・・・。
プログラム終了前に仲間の8人~10人くらいが観光に行くという理由で早目に別れました。
観光に行く車に乗れる人数は限られているので誰が乗って観光に行くのかを争ってる空気感が漂う日々。
当時の僕は何が起こってるのか分からなかったです。
そして今でも何が起きていたのか分かりません。
早かった別れ。言えない意見。流したことのない涙
プログラム終了の3日前か4日前のこと。
仲の良かった仲間たちはプログラムを離れ、観光に行ってしまいました。
泣きました。本当に泣きました。
何が起こってるのか分からないし、引き止める説得もできないし、ただ見送るだけ。
「もう次はいつ会えるのか分からないんだし、最後まで皆で一緒に楽しもうよ。」
「観光するなら全員でこの近くに行ったらいいんちゃうの?」
そんなこと言える能力も自信もなく、仲間たちは去っていった。
海外ボランティア帰国直前の体験談【アイスランド】
孤立と孤独
「自分たちも車を借りて追いかけよう。そしたらまだ皆と会えるから。」残った仲間の1人にそう言われた。
だけど僕は嵐が来ていたことや運転免許を取り立ての子が運転することを心配して「僕は残る」とだけ答えた。
割り勘で安くしたいのか何なのか分からないが僕も乗らないと車を借りないらしく、残った仲間たちとの雰囲気が最悪に・・・。
結果として残った仲間たちは車を借りずプログラム終了まで滞在。
うまく言葉を伝えられない悔しさ、訳の分からない状況で寝袋にこもってずっと寝ていました。
溢れる思い出と日本に帰りたくないという気持ち
- また喧嘩ばかりの家庭に戻るんやな
- また変わってるって言われ続ける人間関係や社会に戻るんやな
- 嫌やな
活動中の良かった思い出ばっかりを思い出して泣いていました。
【飛行機の中】やり遂げることが出来たと少し自信がつく
- 無事に到着して帰りも大丈夫そうだ
- 外国人に自分から話しかけることが出来た
- いつも親が勝手に荷物を詰められて自分でできるか不安だったけど、荷物も詰めれた
- 悔しい思いもした。でも自分はちょっと変わったと感じることができる
帰国してからはどんな行動をとったの?
海外ボランティアから帰国後の体験談【アイスランド】
悔しさから英語を猛勉強【短大から大学へ編入】
(もっと英語を勉強して、英語を話せるようになってもう1回海外ボランティアに参加しよう。)
関西外国語短期大学から関西外国語大学への編入試験を受けて合格。
海外ボランティアの悔しい経験があったからこそ編入試験に合格できました。
まとめ | これから海外ボランティアに参加する人へのメッセージ【2回目の海外ボランティア参加体験談の関連記事有り】
参加して仲間たちと一緒に働き、別れの涙を流す経験は海外ボランティアだからこそできることです。
多くの自分との闘いがありますが頑張ってください。
コロナ後の海外ボランティア事情は変わると予想。
アジアから広まったとされているコロナによってアジア人への差別は以前よりも広がっています。
欧米への参加は僕の時代よりも気をつけないといけないことが増えているはず。
欧米に参加するなら安全かどうかをよく調べてから参加してください。
あたしはコロナが収まった後にアジアでの海外ボランティアの参加を考えてる。
参加するときはめっちゃ頑張ってくるね。
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