当ブログ運営者が、HSS型HSP(繊細でありながら、刺激を求める)であることに自覚したきっかけとなった人生経験のエピソードを、幼なかった頃から時系列に書いています。
1~3の項目は、HSPの特性に当てはまる出来事
6歳~高校生の頃のこと。
顔色を伺い、母に叩かれたことに強いストレスを感じ、勉強ができるようにならなくて、自己否定していたことについてです。
人生経験1~3では、以下のHSPの特性に当てはまることを伝えています。
- 顔色を伺う
- ストレスを感じやすい
- 強い自己否定
【1】幼い頃から親の顔色を伺い、スーパーで仰向けになって寝転んだ
HSS型HSPの人が、顔色を伺いすぎる傾向にあることに当てはまるエピソード。
6歳から小学1年生くらいだった頃のことです。
母と一緒に買い物をしているとき、トイレに行きたいと言えば「え~っ!今?」と嫌な顔をされたり、怒られたりするのが嫌でした。
母の顔色ばかりを気にし、トイレに行きたいとは言わず、漏らさないようにする方法を考えました。
その結果、仰向けになって寝転がれば、我慢しやすくなるということに気づいたんです。
ただ、スーパーで仰向けになって寝転んでいるところを母に見られたら「何をしてるねんっ!!」と怒られるので「ちょっとあっち見てくる。」と母に言い、離れた場所で寝転がってました。
たまに「どうしたの?」と、びっくりした表情で声をかけてくれるおばちゃんがいましたが、トイレに行くのを我慢しているので、何も答えることができなかったのを覚えています。
仰向けになっている状態で、どこに行ったのか分からなくなると、また母に怒られると思ったので、少し仰向けになっては立ち上がるのを繰り返していました。
【2】勉強ができなくて叩かれたことに強いストレスを感じた
HSS型HSPの人は、不安や恐怖を感じやすい傾向にあることに当てはまるエピソード
小学4年生。
算数の点数が悪く、母が珍しく一緒に勉強することになったときのことです。
「なんでこんな問題もできへんねんなぁっ!!」
算数の図形の問題などが苦手で分からず、何度も間違えるので親は怒り始めました。
泣き始めると頭を叩かれ、一生懸命解いた問題も消されて「最初から解けやぁっ!」と怒鳴られてまた頭を叩かれる。
シャーペンを握る手は震え、力が入らず、ふにゃふにゃな字を書くと「ちゃんと書けやっ!」と怒られて消される。
何度も怒られ、泣きながら「じゃあちゃんと教えてよっ!!」と言えば、母は教えてくれずに、テレビを見に行きました。
不安や恐怖を感じやすくない人は、勉強ができなくて頭を叩かれても、手が震えたりしないと思います。
僕は数十年経過した今でも、あの日の出来事をはっきりと覚えています。
【3】勉強しても成績が上がらないことで、自己否定ばかりするように
HSS型HSPの人は、自己否定しすぎる傾向にあることを証明するエピソード。
高校生時代のこと。
予備校に通って勉強をしても、成績が伸びない自分自身が嫌いで、自分を責め続けるようになりました。
自習室も積極的に利用して勉強をしていたのですが、試験が英語のみの大学受験には落ち、短期大学に合格する学力でした。
(何しても無理や。どうでもええわ。)
自己否定するだけでなく、投げやりになってしまいました。
4~9の項目は、HSSの特性に当てはまる出来事【短期大学生~30歳まで】
エピソード1~3で、少しのことで落ち込んでいた僕が、自分自身や生活環境を変えたくて、無理をして海外に挑戦しました。
現地集合・現地解散の海外ボランティアプログラム、ワーキングホリデー、外国の友達に会うための世界19カ国の旅。
そして、拍手をしてもらえるのが嬉しくて、音楽活動を始める。
エピソード4~9では、特に以下のようなHSSの特性に当てはまる出来事を伝えています。
これまでしたことのない初めての経験を探し求める人もいます。
傷つきやすいのに刺激を求める人たち p,32 より引用
【4】自分自身と生活環境を変えるために、現地集合・現地解散の海外ボランティアプログラムに参加
短期大学生の頃からは、HSS型HSPのHSS(刺激を求める)特性に当てはまる行動が目立ち始めます。
短期大学に合格後のこと。
「勉強を頑張って短大から、大学に編入する。」と母に言えば……。
「男は短大やったら就職できん。あんたはええ会社に入って、あたしを車に乗せていろんなところに連れて行くんやぁっ!」
母は、かつてないほどに怒り始め、激しいケンカになりました。
ケンカばかりしてきて、母と一緒に住むことが嫌になったので、祖母と祖父の家に住むことにしたのですが……。
祖母と祖父もほぼ毎日、ケンカばかりでした。
いつも言い争ってる家族と離れたいと思ったのと、自分に自信を持ちたかったので、現地集合・現地解散の海外ボランティアプログラムに参加することにしました。
【4-1】英語が話せない状態でアイスランドへ海外ボランティア
初めての海外への挑戦は、とても大変でした。
- 出発前の空港で、スーツケースの荷物が重すぎて、10万円の罰金
- アイスランドへ向かう途中、フランスで1泊しなければならないホテルへ向かうも……。バスでどこで降りていいのか分からず、乗った場所に戻ってしまう
- アイスランドの集合場所に到着。数分お手洗いに行ってる間に、関係者が車で出発。置いていかれる
- 泣きそうになりながら、関係者と何とか合流。その後、車で長時間の移動中に激しい腹痛
上記のようなことがあっただけでなく、外国人のボランティアの仲間に「中学生から英語の勉強してきてるのに、どうして話せないの?」と言われて落ち込みました。
海外ボランティアプログラムが開始して、3日間。外国の仲間に思うように話しかけることができず、何をしにきたんだと自分を責め始め、行動することを決心。
自由時間に楽器屋さんに行き、ギターを購入。
そして、外国人の仲間たちの前で「なごり雪」という日本の歌を弾き語りしました。
緊張で震えながら歌った結果、外国の仲間たちに喜んでもらえ、一気に仲良くなれました。
怖かったのですが、頑張って行動して良かったです。
【4-2】ドイツへ海外ボランティア
アイスランドと同じ海外ボランティアプログラムで、ドイツにも参加しました。
英語も少しは話せるようになったので、アイスランドのときよりも外国の仲間たちとコミュニケーションできました。
日本へ帰国する前に、ドイツの観光を1人で旅をすることにも挑戦しました。
【5】ワーキングホリデーでカナダのトロントへ
独学で編入試験に合格し、短期大学から大学へ入学することができました。
大学卒業後は就職せず、カナダのトロントへワーキングホリデーに行きました。
カナダのトロントでは
- サマーキャンプのインストラクターとして、学生さんたちの生活サポートや悩み相談にのる仕事
- 日本人向けのフリーマガジンTORJAでのラブコメディの連載
- 歌手になることが夢だったので、演奏ができるカフェやバーに、演奏をしに行っていました
【6】外国の友達に会うために世界19カ国の旅へ
カナダワーキングホリデーから日本に帰国する前に、外国の友達に会う旅に出ました。
長期間の旅には、とんでもない不安を感じたのですが、この機会を逃せば、もう外国の友達と会うのは難しくなりそうと感じたので、勇気を出して一歩を踏み出しました。
カナダワーキングホリデー中に出会った友達、アイスランドとドイツの仲間たちに無事に会うことができたので、本当によかったです。
【7】地元の音楽のコンテストで優勝
世界19カ国の旅から帰国後、アコースティックギター弾き語りで有名になるために、音楽活動を始めました。
カフェやバー、船の中などで1人で15分から1時間演奏していました。
音楽活動を続け、地元の音楽のコンテストで優勝できたことは本当に嬉しかったです。
いろいろな場所へ演奏に行くたびに、刺激を感じて充実した気分になるのですが、演奏後は、細かいところを気にしすぎるというHSPの特性がでて自己否定。
24歳から29歳まで、約300ステージほど演奏を積み重ねたとき、心も体も疲れ、音楽活動を休憩しました。
【8】ワーキングホリデーで台湾へ
27歳~29歳は、一緒に住んでいた祖父に暴言を吐かれ続け、お酒を飲んで暴れることもあったので、しんどかったです。
祖父がガラスを割り、僕のせいにされたことで限界がきまして、生活環境を変えるために、台湾へワーキングホリデーへ。
台湾人の方々の優しさに癒やされ、中国語が挨拶や自己紹介くらいしかできないのですが、レストランで仕事として毎週演奏もできるくらいに元気になりました。
【9】考える力をつけるために、本格的なブログ運営を始める
海外ボランティア、ワーキングホリデー、世界の旅、音楽活動などをしてきたのですが、自己否定はしてしまいますし、自分に自信がなく、成長を感じられませんでした。
自信がつく本、自己肯定感をつける本などの自己啓発本を読んでも自信がつかず、なんてダメな人間なんだろうと責め始めてしまいます……。
そんな暗い日々を過ごしながら、天才に関する本を読んでいたときのことです。
天才やビジネスで結果を出している人たちの共通点ってなんだろう?という疑問が浮かび、たくさん本を読んでいること?たくさん行動していること?など、いろいろと考え、「天才やビジネスで結果を出している人は、考える力がある」という答えを出しました。
過去にブログ運営の勉強と、考えずに書き続けて挫折した経験から、独自性を意識しながら人の役に立つようにブログを書けば、考える力がつくと思い、本格的なブログ運営を開始。
ブログの勉強をしながら、一生懸命考え、役に立つと思った内容を書き続けていると、新しい知識が増え、自分が変わっていくのを感じるのが刺激的で、続きました。
項目10は、HSS型HSPの強みを活かす決心
HSS型HSPの繊細でありながら、刺激を求めるという特性の強みを研究し、活かしていこうと決心します。
そう決心してからは、自己否定しすぎず、自己肯定もできるようになり、生きづらさも軽減されました。
2023年12月8日の段階では、HSS型HSPの強みを活かせることはSEOを意識しながら、ブログの記事を書いていくことだと判断したので、ブログ運営に力をいれています。
【10】35歳。HSS型HSPであることに気づき、活かす
3年間このブログを書き続け、「人生経験や学んだことを、役に立つようにブログに書き、考える力をつける。」という目標が達成されたと感じたあと、何をどのように書こうか悩みました。
英語の勉強方法を書くために、英検1級を取って説得力のある記事を書こうとするものの、英検準1級を2回受けて、2回不合格。
不合格した経験から、自分の得意な勉強とは何かを知るために、自己分析をやり直す。
35歳。2023年の10月頃に、自身の本当にやりたいことや、強みを知り、2023年の11月にHSS型HSPであると気づき、ブログに書いていこうと決めました。
【現在】家族を見守りながら、HSS型HSPの自己成長についてを中心に情報発信中
普段は要介護認定された祖父を見守り、生活をサポートしながら、HSS型HSPである人の役に立つような情報を発信しています。
まとめ
1~3の項目。
繊細で疲れやすい、HSPの特性に当てはまる出来事。
- 【1】幼い頃から顔色を伺っていたこと
- 【2】人よりも不安や恐怖によるストレスを感じやすいこと
- 【3】自己否定が多くなったこと
4~9の項目。
不安を感じやすく、細かいことですぐ落ち込むが、自分自身と生活環境を変えるために、新しい経験を探し求めるというHSSの特性に当てはまる行動を始める
- 【4】現地集合・現地解散の海外ボランティア
- 【5】カナダへワーキングホリデー
- 【6】外国の友達に会うために、世界19カ国の旅へ
- 【7】音楽活動。地元のコンテストで優勝
- 【8】台湾へワーキングホリデー
- 【9】本格的なブログ運営
- アクセス数が増えるのが刺激的
項目10では、HSS型HSPの強みを活かすことを、ブログで情報発信することにしました。