なんか上手く言えないんだけど、難しいし答えがないまま海外ボランティアと偽善について考えてしまってる。
ちょっとでも今よりも悩みが改善するような考え方を教えてくれないかな?
今回の記事では、
- 偽善とは何かを自分なりに考えて知っておく
- 偽善という言葉を知れば世界の全ては偽善に思えてくる
- 海外ボランティアの本当の偽善について僕の考え方【海外の現場の実体験からの気づき】
- 僕は偽善者。でも本当の偽善者じゃない
- 偽善だろうと現地の人に感謝してもらう行動が大切【考えて・話し合って・自分の善を押しつけない大切さ】
- 行けば偽善について考えるどころじゃなくなる場合もある
- 偽善を気にして行動しにくくなるのも失礼
- 海外ボランティアではなくワークキャンプ・サマーキャンプの場合もある
- 海外ボランティアに行くことを言う人を選んで心の負担を減らす【帰国後も言う人を選ぶ】
- 海外ボランティア先で経験する「善」は「偽」じゃない
について書いています。
この記事を書いている僕
- 短期大学時代。2008年の8月にアイスランドへ(CIEE国際ボランティアプロジェクト)
- 編入した関西外国語大学時代。2009年の8月にドイツで海外ボランティアに参加(CIEE国際ボランティアプロジェクト)
- 仕事内容はアイスランドとドイツの両方とも自然保護
- 大学卒業後はカナダと台湾にてワーホリ、世界20カ国の旅もして海外経験が多い
海外ボランティアは偽善ということについて考え始めると悩んじゃいますよね・・・。
難しいですし・・・。
僕自身も悩みましたし、色々と経験してきた中で結論としてどのような考え方になったのかをお伝えします。
少しでも偽善に関しての悩みが改善されて海外ボランティア先で相手に喜んでもらえる行動に集中してもらえたら嬉しいです。
僕は大学生時代、偽善とは何かの何かについて調べもせずに悩んでた。
だからまずは偽善とは何なのかについて簡単に書いていくことから始めるね。
▼海外ボランティアの記事まとめ▼
偽善とは何かを自分なりに考えて知っておく
この記事を書いている段階の僕にとっての偽善
偽善とは自分にとって見返りがあると求めてする行動。
偽善でない行動をとるのは難しいから悩む必要はない。
良いと思う行いも全て自分のためになると思ってするなら偽善。
物事をすれば必ず自分のためになるから偽善でないことの方が難しい。
偽善という言葉を知れば世界の全ては偽善に思えてくる
海外ボランティアだけが偽善じゃない。
会社の商品に込めた想いやストーリーも売りたいという最終目的があると考えたら偽善とも考えられる。
そのチームワークは収入が得られるからお互いに思いやったり善な行いをしてチームを保てているのかもしれない。
それに以下の話をワーホリ中の語学学校の授業で聞きました。
「君たちが想いやデザインのコンセプトをいいなと思って使っている家具は誰が使ってるか考えたことある?なんで安く買えるか考えたことある?
途上国の子供が安い給料で働かされて出来たものかもしれない?」
そんな話を聞いて思いました、世界は偽善で溢れているんじゃないかと。
海外ボランティアの本当の偽善について僕の考え方【海外の現場の実体験からの気づき】
海外ボランティアにおける本当の偽善とは
海外ボランティアに行って働かず、現地の人にも感謝されない行動をとる人。
そして帰国して就職の面接や友達に海外ボランティアで働いてきた、喜んでもらえたと嘘を言うこと。
働かず、僕たちに命令し、観光を楽しみに来た参加者
ドイツで自然保護系のボランティアプログラムに参加した時のことです。
「あたし疲れたし、早く働きなさいよ。」って参加者なのに何もせずにジュース飲んでぼーっとしてる人。
働かず食べた後のお皿も早く洗ってこいと人に命令しながらケラケラ笑って楽しんでいる人がいました。
どうなったの?
他の参加者さんと「何をしにきたの?」って何日もすっごい口ゲンカになって・・・。プログラムを辞退して帰って行きました・・・。
もしかしたら帰った参加者は面接とかで仕事をしたと言うのかもしれない。
ボランティア先で人に感謝もされず、周囲にも信じてもらえない人が海外ボランティアでの本当の偽善。
僕は偽善者。でも本当の偽善者じゃない
- 海外ボランティアをするのは語学を磨くため。
- 海外ボランティアした方が就職が有利になりそうだから。
- 海外ボランティアに行けば大学で単位がもらえるから。
- 海外ボランティアで自分を成長させたいから。
- 海外ボランティアで外国の友達を作りたいから。
僕は偽善者として海外ボランティアに行きました。
友人に偽善者だと言われた時は困った。胸に矢が刺さるような感じだった。
違うと思っていた自分を偽善者だと認めるのはしんどかったです・・・。
僕は偽善者。
でも山道を作り、指示された木を切ってありがとうと言ってもらえました。
例え偽善だとしても、自費で来て雨に濡れながら草も刈ったし、森の中でハエにブンブン飛び回られながら木を切った。
そして働いた人が現地の代表者や住民にありがとうと言ってもらえた。
偽善だとしても投げ出さなかった。
気持ちは人に喜んでもらおうとしてたことが伝わってもらえた感謝だと思っています。
偽善だろうと現地の人に感謝してもらう行動が大切【考えて・話し合って・自分の善を押しつけない大切さ】
海外ボランティアが偽善だろうと
相手の団体の指示に従ったり、考えて話あったり、自分の善を押しつけずに現地の人に喜んでもらえる行動をするのが大切
相手の団体がボランティアを必要としているから求めているし、一緒に働く中で国同士の関係が良くなったりする。
ボランティア団体側も様々な目的でボランティアを募集している。
行けば偽善について考えるどころじゃなくなる場合もある
偽善かどうか気になるのは出発前か帰国後の可能性が高いです。
海外ボランティア先に着くまでが大変だし、着いてからも指示の理解や仕事が大変。夜は疲れてすぐに寝ます。
偽善かどうかだなんて考える余裕はない。
仕事だけじゃなく、住居環境も大変なことが起きる場合もありますよ。
自然保護系のプログラムで山の中のコテージで宿泊していたら雨で土砂崩れが起こって食料もなくなっていく。
発電機も壊れて電気もつかない。
そんな状況になった経験があります。
その時々の問題に対応しているうちに、偽善かどうかよりも仲間と話し合ったり仲良く過ごしたいと思えるようになります。
偽善を気にして行動しにくくなるのも失礼
偽善ばかり意識に集中して、コミュ二ケーションをとる行動をとりにくかったり、仕事中に偽善について考えながらやると相手に伝わる。
自分が成長して相手も成長する。相手も成長して自分も成長する。
ごめんね。ありがとう。手伝って。
最後にまた絶対に会いに来てって何回も言い合って別れる関係になればいい。
海外ボランティアではなくワークキャンプ・サマーキャンプの場合もある
別の国の参加者たちはボランティアではなく、ワークキャンプと言ってました。
ワークキャンプ(国際的な状況で働きながらキャンプ)と思えば偽善ではなくなりますね。
ワークキャンプとかサマーキャンプ、スタディツアーとかって言い方があります。
外国の人達が多くいる環境で、一緒に暮らし、学び、働きもする。
そんなプログラム名なら偽善という言葉も出てこない。
就職のワークキャンプって言ってもなにそれ?ってなるだろうし海外ボランティアが定着したと思う。
面接官も難しい質問もしやすいだろうしさ。「なんで参加したの?参加した先で何したの? 何の意味があるの?ボランティアと偽善についてどう考える?」とか。
困った時にはっきり答えるのか、文章を考えるのか心理状況なども面接官は見やすい。
海外ボランティア先で関わり合った人たちが笑い合えるように頑張っていくね。
海外ボランティアに行くことを言う人を選んで心の負担を減らす【帰国後も言う人を選ぶ】
偽善者だなって言って有利な立場を保ちたい人もいます。
「偽善者やん」って言われたら何も言えなくなって困るでしょ。違うと言っても相手は
「どう違うの?説明できひんやん。」って感じで常に相手が主導権を握る会話。
例え冷静に偽善者について話し始めたしても「真面目か。そんな解説いらんねん。聞いてないねん。」っていうパターンもあります。
困ったり、顔がひきつるあなたを見て嬉しそうにする人もいます。
同じ立場で「海外ボランティア 偽善」というテーマについて話し合うつもりが最初からない状況もあります。
海外ボランティアが偽善かどうかのテーマで誰かに相談したいなら、同じように海外ボランティアは偽善かどうか考えたり悩んだりしたことがある海外ボランティア参加者さんたちです。
海外ボランティア先で経験する「善」は「偽」じゃない
海外ボランティア。行くなら頑張って下さい。
あなたが経験する海外ボランティア体験は人からしたら偽善と考えられる場合があります。
でも現場であなたが実際に感じる笑顔や感謝などの善は偽じゃないです。あのありがとうは参加して一生懸命動いた人が経験できるものです。
僕も機会があればまた海外ボランティアやワークキャンプには参加します。
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