台湾にワーホリに行くんだけど・・・。
1年間住んでみてどんなつらいことがあったの?
知ってると持っていくものも変わるし
対策できるから教えてほしい~。
実際に2018年7月~2019年6月後半まで台湾でワーキングホリデー留学をしていた僕がつらいと思ったこと、簡単な対策方法を書いています。
今回の記事では
- 台湾の生活でつらいと感じたことまとめ
- 台湾の生活のつらさを軽減する対処方法
- 台湾へ長期滞在する前に準備して少しでも快適に
について書いています。
テレビや雑誌で読んでいる台湾にはあまりない実際の生活の情報です。
正直、(え?台湾ってそんなこともあるの?)って驚くようなこともあると思いますがだからこそ書いてお役に立ちたいと思っています。
僕は行く前に知っておきたかった。
まずは体調管理と健康面などの6つの分野で解説、次に対処方法を簡単にお伝えしています。
▼台湾での生活のつらいことなども知って、台湾ワーホリに行く前に対策を▼
台湾の生活でつらいと感じたことまとめ
以下の順番でまとめてます
- 体調管理と健康
- 生活環境
- 公共交通機関と移動
- 言語
- 人間関係
- 精神
体調管理と健康でつらいこと
湿度と暑さ
台湾の夏の湿度と暑さは誰もがつらいと感じると思います。
台北周辺は6月から9月頃までジメジメしてて歩けば歩くほど汗が止まりませんよ。
ちなみに高雄に6月頃に旅行に行きましたが台北よりジメジメしてて汗をかきました。自分がくさいと気づくまで汗をかきましたし、その状態で電車に乗るのが申し訳なかったです。
以下の冷房が寒いので汗をかきすぎると冷えて風邪をひきやすくなります。
空気の悪さ 冷房の寒さ 犬と猫のアレルギー
街中はバイクだらけで空気が悪いです。
冷房の寒さも凄まじい。地下鉄は冷蔵庫かって思うくらい冷えてる時があります。
映画館も冷えている時が多いので僕は毛布がほしいと思いました。
あと・・・。僕の場合は、居候していたご家族の家にペットがたくさんいまして・・・。
犬と猫によるアレルギーでくしゃみと鼻水と咳の症状に頻繁に苦しめられました。
腹痛と食事
水が悪いのか分かりません。
お腹が弱くて1ヵ月に5~10回くらいお腹をこわしていました。
何を食べていいのか分からないですし、外食文化で野菜のメニューが少なくて意識しないと野菜を食べれない環境。
お腹が痛いのはつらいよね・・・。あたしは強いから心配ないんだけど
常にお腹の状態を気にして生活する日々だった。
生活環境でのつらいこと
飲食店
飲食店によっては洗ったお皿を少し大きめの容器に入れて店先の地面に置いて乾かしている所もありました。
犬や猫が外を歩いているので不安でした。
カフェオレの香り
1年住んでいた中で1つのレストランであった体験談です。
レストランがコップを洗ってくれない、もしくはコップを飲み物の種類によって使い分けてない。
注文前にもらったコップで水を飲んだ時にカフェオレの香りがしました。
僕「カフェオレのにおいがするけどちゃんと洗ってますか?」
店長「洗ってる洗ってる!」って言いながらコップのにおいかいでもらうと・・・。
店長「あはは。カフェオレの香りする。こっちのコップ使って!!」
そして別のコップもまたカフェオレの香りがしました。
(凄いなぁ)って僕も一緒に笑ってましたが・・・。お腹こわしました。
それでも店長さんや他のスタッフさんが好きで何度も行きましたが水は持ち込まさせてもらいました。
屋台の臭豆腐
臭豆腐という台湾の料理を屋台で売っていることがありまして匂います。
淡江大学寮の設備
部屋と蟻
1階の部屋の机にポカリスエットをちょっとこぼしてしまって拭きました。
しっかりと拭かなかったからか、しばらくして戻ってきたら机に蟻がたくさんいました。
机で勉強中にやたらと蟻が押し寄せてくるから原因が分かるまで困りました。
ポカリスエットのちょっと甘いところにつられて来たのかな。
トイレ関係
- トイレからティッシュが溢れてる
- トイレ掃除がびっちゃびちゃ
- 1階のトイレには蟻がいる
ゴミ箱からティッシュが溢れてたり、掃除のおばちゃんはホースで水をまきまくるので床は水たまりができています。
あと、タピオカで糖分が多い尿があるからか小さい蟻がいます。
男子便所はトイレの使い方が汚ければたくさん蟻がいるときがあります。
街
犬
飼い犬なのか野犬なのかが分からない犬が怖い。
場所によりますがよく犬を見かけると思います。
何もしてきませんが犬同士が怒って吠え合っているのを見るとめっちゃ怖いです。
日本人がよく行く有名な観光地の九份にもいます。十分にもいます。
僕は山の中を1人で歩いていて犬2匹に襲われました。咬まれることなく助かりましたが・・・。
夏のゴキブリ
夜市の近くは特に。どこの道路通っても100~500メートル歩くと見かけるんじゃないでしょうか。
日本の夏でもたまに道路で見たことありませんか?日本の2倍以上は遭遇確率が高いです。
虫かぁ・・・。
苦手だぁ・・・。
でも中国語勉強しに行きたいからなぁ。
食べ物も食べたいしなぁ・・・。
虫は日本の女性は困っていたことが多かったね。
僕も困ったし。
公共交通機関と移動でつらいこと
タクシーの乗車拒否
中国語ができないと淡水でたまにありました。汚い格好とか咳をしていたりすると拒否されるかも。
地下鉄
飲食禁止
地下鉄の改札前の黄色いラインの向こうからは飲食禁止。ガムも飴も駄目です。罰金くらいます。
喉が渇いたら一旦、改札の外まで出て飲むこともありました。
騒がしい
電車内でうるさいと寝たいときに眠れないです。
どうしても疲れてるときはつらかった。
座席の固さ
僕は台北から約1時間の淡水に住んでいて長時間電車で座ってました。
座席が固いのでお尻と腰が痛くなりました。
バス
23時すぎ頃に家の最寄り駅である淡水に着くとバスがなかったです。歩いて山道登ってました。
体力がつきそうな生活だね。
足の筋肉はついたよ。
言語のつらいこと
- 言語が通じない
- ドラマ・映画が分からない
- 仕事が広がらない
中国語分からないと映画の内容全く分かりません。外国の主人公の英語も難しかったら分からないので。
あとは台湾に観光に来た日本人を案内する仕事で台湾人ドライバーとの連携が大変で不安。
音楽演奏の仕事でMCは常に日本語か英語でのみしか話せずに距離感がありました。
中国語できないのによく案内の仕事とか演奏の仕事やってたね。
できてたんだよ。身振り手振りとグーグル翻訳で。たまに案内してたお客さんが中国語できたから助けてもらえたよ。
病気になったら不安
言語が分からないと不安です。日本語が分かる病院に行けばいいですがたくさん人がいそうだし不安。
人間関係のつらいこと
短期留学プログラム
大事な連絡がちゃんとなかったり、勉強したいから遊びの誘いを断って以降、集団で無視されたりするのが嫌でした。
本当に疲れた。中国語の勉強も嫌になってしなくなってしまった。
嫌がらせをしてきた人たちは勉強しなくて疲れていた僕を見て嬉しかっただろうな。
あれから時が経過して強くしてもらえたと思えるようになったよ。
精神面
日本から逃げてのワーホリなら日本へ帰ることに強い不安。
日本へ帰ったらどうなるのか。何をしていいのか分からない。っていう考えがあると毎日がつらいです。
台湾の生活のつらさを軽減する対処方法
これまでのつらいことを簡単にまとめながら対処方法をお伝えしていきます。
体調管理&健康の問題への対処方法
暑さに関しては小型の扇風機を持って歩く、水分補給をこまめにとること。
湿度対策は現地で除湿器を買いましょう。友達がいるならもらったり安く買ったりしましょう。
マスクと冷房対策のパーカーは必ず持って行きます。(現地でも買えますので無理のない範囲で持って行って下さい。)
空気の悪さに影響を受ける方、ハウスダスト、犬と猫のアレルギーがある方はできるだけマスクをつけるといいです。
マスクつけるとくしゃみの回数が減りました。
特に腹痛のための常備薬は絶対。
僕は本当にお腹が弱いので携帯トイレも持っていましたよ。(使うことはなかったですが・・・。)突然の腹痛に襲われて駅構内を全力で走ったことも何度かあります。
生活環境の問題への対処方法
中山駅など日本人がよくいる環境や日本食レストランで食事はまだ大丈夫でした。
ローカルなレストランでの食事は慎重に。万が一に備えてトイレにすぐに行けるように準備や位置の確認を。
飲食不安ならコンビニ、もしくは吉野家などに行く、店先でお皿を乾かしてるお店では食べない。
大学の寮で蟻がいてトイレしにくかったら軽くでも水をまきましょう。勝手に水を撒くのが怖かったら管理人や掃除のおばちゃんに聞いてから水をまきましょう。
トイレはデパートやおしゃれなお店は綺麗です。
街で飼い犬と分からない犬とは目を合わせないこと、絶対に触らないこと、カメラも向けないこと。
僕はカメラ向けて襲われたことがあります。(台湾人に助けられて助かりました。)
虫対策は必ず日本から。ゴキブリ対策はゴキブリホイホイは湿気でやられますがないよりマシ。
台湾の殺虫剤はまきすぎると目と喉をやられて部屋にいれなくなるのでご注意を。現地にも売ってる団子タイプを置いておくものがいいです。
スプレータイプの殺虫剤は持っていけたらいいけど飛行機のルールの確認が必要。
移動の問題への対処方法
移動のつらいことは慣れます。タクシーの乗車拒否はどうしようもありません。
移動時間が多い場合は読書かブログ書く。もしくは寝て休憩。
約1時間乗っていた台北地下鉄の座席が固すぎて小さいクッション持参。ひいてみたら快適でした。
ただそんなことやってる人がいないので目立つし笑われました。
声をかけられた時は「楽でいいよ」って言ったらめっちゃ笑ってました。
言語の問題への対処方法
言語が分からないことがストレスなら勉強する。もしくはやらないと割り切る。
「何しに来たの?長いこと住んでいるのになんで中国語話せないの?」
と言われても色々あって休憩が目的で来ていたり、中国語学習に挫折したりと他の趣味ややりたいことを優先していたらそれでいい。
僕は毎日ブログ書いていて写真ばっかり撮っていましたよ(台北の地下鉄の駅が日本と違うところがたくさんあって定期で全部写真撮影に行きました。)
何もしないと自責に繋がるから何かしら必ず調べて考えながら行動をする。
ワーホリの目的は言語を話せるようになることだけじゃない。
日本でしんどい思いをしたなら休憩をしに行くことを目的にしていい。
少なくとも言語の勉強はかなり難しいし、分からなくても不安を抱えながらワーホリに挑戦しに行った自分を誇りに思えばいい。
人間関係の問題への対処方法
語学学校
留学プログラムで知り合った日本人や外国人たちは信用できるまでは自分の夢や目標、やってきたこと、やりたいことは絶対に話さないこと。人と違うことを考えていたりやってきた人は嫉妬や変わっているということで嫌がらせを受ける可能性が高いです。
「30歳でワーホリ来て何してるんです?何でお金ないの?」
など馬鹿にされてきたら徹底的に距離をおくこと。勉強の邪魔もしてくる。全員と仲良くならなくていい。自分のやるべきことに集中を。
相談役を頼っても状況が変わらないことが多いので報告はしつつ自分を変えること。相手にすると自分がどんどん損をしていくだけです。そういった出来事には以下のような考え方を持っていると少し楽です。
人に分かってて嫌なことをしてつらい経験をさせる人たちは成長しない。
嫌なことをされる方はたくさん悩んだり、どうしようか考えるのでつらいけど、状況を変えるために行動して成長がある。
人を馬鹿にする人生よりも、馬鹿にされる人生の方が成長がある。
人のやっていることを笑う人よりも、笑われることをやっている人の方が成長がある。
成長のない人生は愚痴と不満と怠慢のマイナスで溢れかえり、
成長のある人生は出来ることがゆっくり増えていってプラスで溢れてく。
対人関係がどうしても苦手と自己分析をして分かっているならグループや寮のプログラムは利用しないこと。色々な問題が起きたり巻き込まれたりで寝れません。自分を大切に。
しんどいこと、嫌なことは嫌ということ
身体の弱さは気遣ってほしいという。嫌だと言ってることをはっきり伝える。
それでも同じことで嫌な思いをさせてくるなら今後はどんどん自分がしんどくなってしまいます。
思いやりもなくなっていくから悲しくて辛いけど離れる心の準備をする。それがたとえ大切な人だとしても。
1人で悩まず思いやりのある人に相談すること。
誰かに相談するって大切だね。
話をすると心が軽くなるし解決する問題も多いから。
精神面の問題への対処方法
ワーホリから日本に帰る不安の緩和方法。
ワーホリに行く前から自己分析をして目標を作る。
ワーホリ中に目標を達成するプラン作成と帰ってから達成したことをいかしてどう動いていくのか70パーセントくらいでも作っておく。100%じゃないのは行動しながら訂正する必要があるし、思い通りに行かなかったら(自分は駄目だ)って自己否定から行動力を失うから。
日本から逃げてのワーホリで目的のないワーホリは運に頼ることになる。だから不安は尽きない。
僕は偶然写真の仕事と関わり、帰国してからも不安を感じながら写真の仕事に関わり始めました。
運で突然現れる道よりも最初から自分で道を見つけていたら少しは心が落ち着く。
まとめ | 台湾へワーホリする前に準備して少しでも快適に
台湾にワーホリして実際に感じた生活のつらいことと対処方法を説明したけどどうかな?
行く前の役に立ちそう?
正直、思っていたものと違ってびっくりするようなこともたくさん分かったけど・・・。
どんなことが起きる可能性が分かったよ。ありがとう。
あと、帰ってきてからも何をしようか考えるようにする。
僕も行く前に知っていいたら色々な心の準備もできただろうな。
ちょっとでもいい日々を過ごしてほしいから頑張ってね。
台湾で長いこと住むと日本と違う生活のつらさをたくさん感じます。
そのつらさも分かっていたら自分なら何を持って行って、こういう時はこの考え方で動こうと準備と対策ができてスムーズに新しい生活に慣れていくことができます。
生活のつらさというのは人によって異なりますので僕の例から(僕はあたしはこんなつらさがありそうだな)と思って準備をして頂けたらなと思います。
準備頑張って少しでも快適なワーホリ生活を楽しんで下さいね。
▼台湾での生活のつらいことなども知って、台湾ワーホリに行く前に対策を▼