自分で調べない人はお金と時間を無駄にする

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自分で調べない人はお金と時間を無駄にする

2008年。僕は短期大学1回生の時に国際ボランティアプログラムでアイスランドへ行きました。その時、出発前に飛行機の荷物制限を調べることを諦めて13万円の罰金を支払うことに・・・。

ほんの少し調べるだけで問題を起こさず安心を得られることがたくさんあるんですが・・・育った環境や考え方によって調べないという選択をとることもあるんです。

今回の記事では

  • アイスランドへ行くための荷物を自分1人で詰めさせてもらえなかった
  • 調べなかったことで家族全員が失敗を経験
  • 僕の体験からなぜ調べないのか参考になります
  • 調べることを諦める状況を知って色々な理由で調べない人がいることを知る
  • 調べないことがきっかけの大失敗は人を変える

この記事をきっかけに調べるようになって頂けたら嬉しいです。

まずは僕の調べなくて13万円の罰金をくらった体験談からどうぞ。

アイスランドへ行くための荷物を自分1人で詰めさせてもらえなかった

僕は短期大学生1回生の時はおじいちゃんとおばぁちゃんと3人で住んでいました。

1人っ子なので大事にしてもらえて洗濯、料理、掃除も全ておばぁちゃんがやってくれていたので僕は何もできませんでした。

だからこそ行こうと決めたアイスランド。現地集合現地解散のボランティアプログラムだし英語だけでなく色々と出来るようになれると思ったんです。

そして荷物を詰め始めた時に様子を見に来た母と叔母。

僕のことを何もできないと思っており、荷物詰めを一緒にやるということになったのですが・・僕は1人でやりたいし母はいらない服もたくさんいれようとするしで大ゲンカ。

自分で詰めても勝手に入れる場所を変えられるし・・・。

怒鳴り合うことに疲れて荷物詰めを任せることにしました。

33キロのスーツケース 飛行機の荷物制限を超した時の値段を調べなかった

「初めての海外やし何があるのか分からんから持って行けるだけ持って行きなさい。荷物もまぁ10キロオーバーしても1万円ちゃうか?それやったら出すわ。」

僕は何を言っても聞いてくれないと諦めてやる気なし。

家族全員が調べなくても大丈夫。何とかなるという完全な思考停止。

出発当日。荷物を詰め終わって最終的なスーツケースの重さは33キロ。20キロの制限があって13キロのオーバー。

調べなかった結果の大失敗。罰金13万円

関西国際空港1人で行くといったけどやっぱり聞いてもらえず、母と叔母はついてきました。

チェックインカウンターで荷物載せてみると

「33キロですか・・・。13キロオーバーです。ちょっと重すぎですね。超過料金として13万円あちらでお支払い頂けますか?」

僕も母も叔母も沈黙した。

そして良く調べなかったことに責任を感じたのか「払うから行ってきなさい。」と。

僕は見送る母と叔母を振り返りもせずにアイスランドへ飛び立ちました。

調べない親と調べることを諦めた人の心理と特徴

家族が荷物を詰めさせてくれなかった時のエピソードから調べない親と調べることを諦めた人の心理と特徴を書いていきます。

調べない親の心理

自身の体験から親の心理を推測

  • 面倒くさい
  • 考えたくない
  • 調べてきたことがない
  • 大丈夫という思い込み いけるいける何とかなるという謎の自信(思考停止)

調べない親の特徴

勢いで何とかなると思っていて何も考えない

何とかなる。いい意味ではポジティブかもしれませんが巻き込まれる方は大変です。

人の気持ちを考えることが苦手

僕のことを少し考えてくれるなら話を聞いてくれるはず。

自分で荷物を詰めたいと言っている理由を聞き、僕だけでやらせてくれるはず。

コミュニケーションをとろうとしない人との会話は本当に難しい。

自分が楽しみたい

家族が荷物を詰めているのを僕は後ろから見ていて思いました。

(何か楽しそうだな。僕のためじゃないな。)って。

母と叔母で2人で買い物に行くきっかけが欲しかったんじゃないかなって。

そもそもこちらの気持ちを考えていてくれたら荷物詰めを1人でやらせてくれるし、20キロに抑えようとしてくれるはず。

33キロ。関空に着くまでに手の皮がちょっとめくれてましたからね。

初めてスーツケースを持ち上げて重いって言った瞬間、母は「うわ。いけるぅ?」って楽しそうに笑ってましたからね。

怒らせてでも気を引きたい

僕は幼少のころから18歳までは母に抑えつけられて生きてきました。高校を卒業するころには耐えきれずおばぁちゃんとおじいちゃんの家へ。

だから母とはできるだけ話さないでおこうと思っていまして距離を置いているのですが、会った時は僕をできるだけ怒らせようとしてきます。

僕を怒らせようとしてくる母におばぁちゃんは「何も言うなや」って激怒。そしてケンカが始まる。

ケンカばかりの家庭だったなぁ・・・。

調べることを諦めた人の心理

僕が調べないでいいやって気持ちになった時の心理。

  • 何を言ってもどうせ聞いてくれないという一緒に暮らしてきた経験から思い込む
  • どうせ意見を聞いてもらえないなという視点からの諦め
  • ケンカをして怒鳴り合うのが嫌なので諦める
  • 関わりたくなかったから できるだけ話したくないから
  • 調べても会話にならないし無駄になると思えたから
  • 結局、調べても何も変わらないと思っているので調べない

調べることを諦めた人の特徴

全てに対して投げやりになってしまっている

どうせ調べても何も変わらない。

とりあえず言われたことをやっておこう。だって何言っても聞いてくれないんだから。

自分の意見を聞いてくれない環境で育つとなると調べることも面倒くさくなります。

心の中は面倒くさい、どうでもいいで溢れます。

何しても無駄。

ずっと死んだような目をしながらピコピコゲームをするだけ毎日。

海外に挑戦した理由は色々ありますがその1つ。

ちょっとでも自分の意見を聞いてもらえる環境に行ってみたかったから。自分の人生を変えたかったから。

準備中の記事:否定され続ける人生で消えた自分の意見と笑顔。逃げ出した海外では僕を肯定してくれる人がたくさんいて笑えるようになった

今回の出来事から14年が経過しているこの記事更新時。

遠回りしながら自分を取り戻して来てようやく楽しくなってきています。

自己肯定感がない

  • 汚い字やな。そんな字やったら女の子からモテないよ
  • あんたほんま変わってるなぁ
  • なんでこんな問題もできへんねんな

否定され続けることによって(常に自分はなんてダメなんだ)って思っていました。

自分は何をしても駄目と思うので調べることはしません。

ただ指示に従う人間でした。

相談する人がいない できない 孤独

母や家族関係のことを当時の友達に話したことがある。

「あんなにいいおかーさんが嫌な思いさせるはずないやろ。いつも遊びに行ったらお菓子くれるやん。」

「おかん嫌いってどうゆうことやねん。ようそんなこと言えるな。」

(あれ?こっちがおかしいんかな?)って感じてちゃんと話を聞いてくれる人がいなかった。連絡も途絶えることがありました。

何かあったらいつでも相談してきていいよと言ってくれたおばぁちゃんも信じずふさぎ込んでいた時期がありました。

周りに家族はいたので1人じゃないけど心は1人でした。

調べないことで得れる大きなメリット2つ

調べないことの暗い話が続きましたが、ちょっと光を感じることを。調べないことでメリットもあるというお話ですね。

1 調べないことで調べるようになる

調べないことで大きな失敗をすると調べるようになります。

大きな失敗したら同じ思いをしないために調べるもんね。

2 人が変わるきっかけとなる

僕はアイスランドに国際ボランティアに行った2年後にドイツでも国際ボランティアをしました。

その時、家族は荷物詰めを手伝わずに僕1人でさせてくれて空港へもついてこなかったんです。まぁケンカにはなりましたが・・・。

向こうが折れたのは嫌やったんでしょうね。13万円の罰金が。僕はこの時から徐々に自分を取り戻し始めました。

まとめ 調べよう

今回の記事のまとめ

  • 海外では僕を肯定してくれる可能性があると思って挑戦を始めたこと
    • 家族と距離を置く
  • 調べないことで無駄に海外への準備時間が増えて13万円の罰金
  • 調べない親の心理と特徴
    • 考えなくて人の気持ちも分からない
  • 調べることを諦める人の心理と特徴
    • 自己否定されて生きてきて投げやりになっている
  • 調べないで大きな損をする失敗をすると人は変わる

調べることを諦めたら駄目です。調べないことでお金と時間を無駄にしますから。

悩んでることを相談できる人がいなければ本やネットで考え方を調べましょう。調べ方が下手くそでもやっているとどんどん上手くなるから。

ほんのちょっと調べて知ってるだけで行動も変わって人生が変わり始めます。

だから調べましょう。

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