
Code as Creative Mediumって本を買おうと思ってるんだけど、読んでみて良かったかどうか教えてほしい。

そんな教えてほしいにお答えするね。
今回の記事で書いていること
- Code as Creative Medium購入者による評価・感想
- Code as Creative Mediumからの気づき
- Code as Creative Mediumを読む前に知っていたら便利な言葉の意味
- Code as Creative Mediumを読み終えた後の勉強方法
- まとめ | Code as Creative Mediumは独学でも学習目標を見つけやすい
この記事を書いている僕
文系の大学を卒業。30代になるまで、プログラミングと全く関わらない人生。写真が好きで写真を活かしたプログラミングができないかを調べ、Processingの独学を始めた。
独学の1冊目は「 Processingをはじめよう 第2版(Amazon)」という本。2冊目「 ProcessingによるCGとメディアアート(Amazon) 」、3冊目に「 Processing クリエイティブコーディング入門(Amazon) 」という本を読み終えた段階で今回の「 Code as Creative Medium(Amazon) 」を読んでブログに残すことにした。

読んだ評価と感想から書いていくね。
Code as Creative Medium購入者による評価・感想
もし、私がコードを学び始めた頃にこの本があったら、世界は大きく違ったことでしょう。
Code as Creative Medium 4ページ目から引用
多くの作例と学習目的、表現の工夫方法が書かれていて(そういう風に自分で課題を設定して応用していけばいいのか。)というアイデアが多くあり、コードを学び始めた僕の世界が変わりました。
読んで良かったですし、ずっと机のそばに置いてヒントを探したり、コードを書いているときに困ったときは「 うまくいかないとき 」の項目で読んで、自分の失敗を責めすぎないようにしようとも思っています。

巻末に載ってる、クリエイティブコーディングで有名な方たちのインタビューの考え方もすごく参考になったよ。
皆さん情熱がすごい。
Code as Creative Mediumからの気づき
- 序文を読んで、Processing設計者はプログラミング学習が難しい時代に勉強をして、いろいろ乗り越えてきたんだな。今は、いろんな書籍があって学習もしやすいから僕も頑張ろうと思えた
- クリエイティブコーディングを教えている方も、教え方は人によって違うし、めっちゃ考えているなと思った、情熱がすごい
- 綺麗だけで作らず、コンセプトを意識した表現をしていきたいという気づき。コンセプトを考える方が表現力がつくし面白いから。綺麗な作品でも、どんな綺麗なのか、なんのための綺麗なのかを考えて作る

住んだ綺麗さなのか。切ない綺麗さなのか。
どんな綺麗さかを考えるだけでもProcessingで作る作品が変わってくるなって思った。

コンセプトがあると、ただサンプルの数値を変えるだけじゃなくて、自分なりにコードとかもすっごく考えるようになるね。
Code as Creative Mediumを読む前に知っていたら便利な言葉の意味
言葉 | 意味 |
---|---|
コンピュテーショナルアート(10ページ) | 数学やコンピューターのシミュレーションを使ったアート。構造や機能に問題がないデザインを作成可能。建築物などの設計でも取り入れられている |
リバースエンジニアリング(10ページ) | 機械を分解したり、製品の動きを観察したりして製造方法や動作を調べること。製品の設計図やコードを調べること |
スペキュラティブデザイン(11ページ) | 思考するきっかけや問いがあり、未来はこうだ。と決めつけるのではなく、こういう未来もあるんじゃないか?を未来につい考えさせるデザイン |
クリティカルデザイン(11ページ) | 現実の世界の問題を問いかけ、議論のきっかけを作るためのデザイン |
リテラシー(12ページ) | 特定の分野に関する知識や理解能力 |
構築主義(13ページ) | 作ることで学ぶ教育理論 |
インクルージョン(14ページ) | 社会的弱者を切り離さず、社会の中で支えること(社会的包摂) 多様性(ダイバーシティ)を支える考え方 |
モジュール(15ページ) | 装置や機械、システムを構成する、機能的にまとまった部分 |
オープンエンド(15ページ) | 途中で変更や修正が可能なこと |
オンラインリポジトリ(17ページ) | オンラインの保管場所 リポジトリは保管場所という意味がある |
スコープ(17ページ) | 知力・研究・活動などが及ぶ範囲、視野、思考の機会 |
Code as Creative Mediumを読み終えた後の勉強方法
作りたいと思った作品に必要な知識を磨けるProcessingアニメーションプログラミング入門(Amazon)に取り組んでいきます。
その後、プログラミングで作りたいと思った作品をネットで見つけ、真似をして、書籍を見ながら自分なりに変えて応用能力を身につけていきます。
まとめ | Code as Creative Mediumは独学でも学習目標を見つけやすい

クリエイティブコーディングに興味があるなら、アイデアもたくさんあるし、独学でも学習目標を見つけやすい。
文章量がかなりあって、読むのは大変ですが本当に買ってよかった。
参考にしながら、Processingやp5.jsの学習を続けます。
